宅急便で到着。何の変哲もないダンボールにTime Capsuleとケーブル、それとCDだけが入っている簡素包装っぷりに多少驚く。あのAppleの美しいデザインのケースが好きな人は整備品に手を出さないほうがいいかも知れない。
初期セットアップ
iMacに入っていたAirMacユーティリティでセットアップを行う。特に難しいことはない。うちの場合はアクセスポイントとしてセットアップを行うので、接続共有を「切(ブリッジモード)」で構成する。
ディスクの構成
これが悩みどころ。
Time CapsuleはAD連携のような気の利いた機能はないが、Time Capsuleにアクセスするアカウントを複数作成することができ、いわゆるNASのように使用することが出来る。しかしバックアップ用、NAS用と用途に応じてディスク使用量を(正規には)制限することができない。そうなると放っておけば際限なく増えていくTime MachineのバックアップがNAS領域を圧迫するため、NASとして使うかTime Machineバックアップ専用ストレージとして使うか。実質は二者択一である。
しばし悩んだがTime Machine専用として使うことにした。よく良く考えてみればiTunesのホームシェアリングやDropBoxのような便利な共有ソフトウェアのおかげで、個人的にNASのような手段でファイルを共有する用途を想像できないからだ。
設定は以下のようになる。アカウントを作成せず、iMacからのみアクセスする。
使い勝手、その他
バックアップストレージとしては13MB/sec程度のスループットがでるので概ね良好。無線LAN APとしても十分なスループットが出ており特に問題ない。
よくよく設定を見てみるとsyslog転送やSNMPの設定があったりして、なにげにSMBにも使えそうである。